のんちゃんの手のひら【金子節子】のあらすじを読んでドン引きしました
吉田です^^
食欲の秋ということで、
今年初めて柿を買ってきて食べてみました。
私は渋柿が好きなので、
中身がグジュグジュしてなくて一安心です^^;
秋晴れでいい天候が続いているので、
果物狩りとか行きたい気分ですね。
さて、今日読んだのはこちらの漫画です。
障害者をテーマにした珍しい作品で、
ダウン症というデリケートな問題を取り扱っています。
詳しい感想は後程述べますが、
漫画を読んで久し振りにドン引きましたね(^_^;)
●のんちゃんの手のひら
184P
株式会社双葉社
●金子節子のプロフィール
ウィキペディアによると、金子節子さんは、1950年8月6日生まれの漫画家で、
栃木出身です。
既婚者で、現在も餃子の街として有名な宇都宮に住んでいるそうですね。
1972年に「りぼん」でデビューしていて、
今も現役で活躍していることから、かなり
ベテランの漫画家です^^
●登場人物
安達 有希
司会の夫と結婚6年目。
玉の輿と羨ましがられるも、
なかなか子供が出来ず肩身の狭い思いをする。
安達 和也
安達家長男で、有希の夫。
歯科医で、次期院長候補。
安達 乃梨子
有希の娘で、ダウン症
有希の母
看護師で、現在は訪問看護をしている。
有希の良き理解者。
和也の母
なかなか孫ができずに、焦燥感に駆られる。
やっとの思いで子供が出来たものの、
ダウン症と知り苦悩する。
■のんちゃんの手のひら あらすじ
有希は不妊治療3年目にしてなかなか子供が出来ずに
落ち込んでいました。
しかし、医師の指導の元
子作りする日をアドバイスされ、
なんとか妊娠することに成功します。
妊娠して喜ぶ有希と、転ばないよう心配する和也。
二人は幸せの絶頂にいましたが、なんと
担当の医師から染色体異常の可能性があることを告げられます。
そう、ダウン症の事です。
ダウン症とは、心臓の形態異常や食道の閉鎖症、
十二指腸閉鎖症など以上が見られることです。
他にも、知能の発達の遅れなどがあります。
外見の特徴として、目がつり上がっていて
健常者とは明らかに違いが見受けられます。
有希の場合、ダウン症の確率は4%と診断されますが、
夫婦で話し合った結果、羊水検査は受けないことにしました。
インターネットでダウン症の親を持つ人のホームページを見て、
幸せそうにしていると意見を聞き、このまま産む決断をします。
姑(和也の母)からは、跡取り息子だからもしも
ダウン症だったらどうするの!?と出産を反対されます。
しかし、有希はわがままぶりを発揮し、
姑の意見を全く聞こうともしません。
その結果、ダウン症の女の子(乃梨子)が産まれました・・・
元々楽天的な性格なのか、
有希は全く落ち込んでいません。
それどころか、無事に?産まれてきた子供を見て
大喜びします。
和也も、ある程度予想していたせいか
あまりショックを受けたようには見られませんでしたね。
最初は態度を硬化させていた姑も、
次第に軟化して、有希たちと会うようになります。
その後、乃梨子は39.6℃の高熱を出して
有希はパニックに!!
オロオロして一巻は終わります。
■のんちゃんの手のひらの感想
他のレビューブログでものんちゃんの手のひらについて
取り上げられていましたが、批判されるのが怖いのか
「ダウン症に興味がある人は読んでみて下さい」とか
「不妊治療について知りたい人はこちら」など
当たり障りのない感想しか書いて無くて、あまり参考になりませんでした。
なので、私が本音で感想を書きますw
まず、主人公の有希については
自己中心的な性格で、唖然としましたね(苦笑
ダウン症は、内臓にも問題があるし
病気になりやすいし、見た目がアレなので
いじめられやすいです。
産まれる前に本で調べてどういう症状が出るのか知ってるのに、
産もうとする当たり、野田聖子みたいな自己中な人だと思いました。
参考記事:野田聖子が障害児を産んで炎上
yoshida.hatenablog.jp
あと、ダウン症の子供を天使のように美化してますが、
実際はこのような見た目をしています^^;
「障害児を産んでも、周りに迷惑をかけても構わない」とでも
言わんばかりの主張を作者からも押し付けられているようで
ウンザリしましたよ(・・;
しかも、夫は医師にも関わらず
あまり説得しようとしないし、
無知だと感じましたね。
歯科医といっても、障害についてはほとんど畑違いなので
詳しくないみたいですね。
登場人物の中で唯一まともな人物が
姑だけだと思ってました。
が、「レンチンしたものを食べれば頭が良くなる」とか
トンチンカンな事を言ってて、駄目だこりゃと思いました(^o^;
有希が「私たちは不幸じゃありませんから!!」と
自信満々に言ってるのを見て、うんざりしましたね・・・
いざとなったら、福祉施設に預けて
解決するつもりですからね、こういう身勝手な人は。
いくら少子化とはいえ、ここまで障害者を美化した作品は
なんだか嫌だな~と感じましたね。
全部で10巻もあるようですけど、
一巻読んだだけでお腹いっぱいです。
というよりも、つわりみたいな
吐き気を催しました(+o+)
以上、かなり辛口なレビューになりましたが、
のんちゃんの手のひらの感想でした。
- 作者: 金子節子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/06/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る