本間千恵子著:赤ちゃんに会いたい!を読んで思ったこと
吉田です。
今日は不妊治療中の女性が主人公の
漫画を読んだので、紹介します^^
著者:本間千恵子
赤ちゃんにあいたい!
125P
●登場人物
・アツコ
・ケンジ
主人公のアツコは、つわりを覚えて
妊娠したと錯覚します。
しかし、実際は違って
卵巣嚢腫で、卵巣を一つ摘出することになります。
落ち込むアツコですが、けんちゃんこと夫の
ケンジに励まされ、子供を作ることを強く決意します。
一方、友人の大島さんは体外受精のため病院を訪れて、
排卵誘発剤を打ち、全身麻酔をして
手間暇かけて何十万もお金がかかると説明します。
それで、成功率が10%だというから、
アツコがびっくりします。
しかも、大島さんは5回も体外受精をしてるというのですから、
かなり大変ですよね(^_^;)
そして、アツコの妊娠が分かり
デパートへ子供服を買いに行ったら、流産してしまいます・・・。
病院でドクターに
「不育症かもしれんから、この事言ったら夫に離婚されるかもなあ」
と言われて、カチンときます。
全てのドクターがこうだとは言いませんが、
なかにはデリカシーのない人もいるんですよね。
流産したばかりの女性にとって、傷つくはずです。
それから、大島さんが11回めの体外受精で60万円を払い、
熱っぽくなって風邪かと思ってたら
なんと妊娠が判明!
10年間不妊治療してきてやっと子供を授かり
アツコと共に喜びます(^^)
子供が出来るまで時間がかかるとはいえ、
10年も諦めないで頑張ったのは我慢強いですよね。
なかには途中で挫折してしまう人もいますが、
報われる努力もあるということですね。
大島さんの妊娠に勇気づけられるアツコ。
酔っ払って帰ってきたケンジに、ステーキや栄養ドリンクを飲ませたり
朝から子作りしたりと、頑張ります。
その間に、姉は4人目の子供が誕生し、
病院で知り合った不妊仲間の女性も妊娠して、
人工授精をしますが、なかなか妊娠しません。
「どうして私とケンちゃんだけ無理をしなきゃ赤ちゃんに会えないんだろうねえ」
などと、無力感に苛まれます。
そんなこんなで3年の月日が過ぎ、アツコは29歳になり
「このまま40歳になっても子供が出来ないんじゃ・・・」と失望します。
途中で休んでテニスをやったり、旅行したり息抜きをして
ストレス解消に努めます。
不妊治療は長い戦いですから、あまり無理せずに
時には休養を取ることも大事ですね。
大島さん夫婦は、仲が良かったのに子供の教育問題で揉めて、
別居後離婚しました。
ある日、アツコが子供がやってくる夢を見たら
本当に妊娠してたという事でいきなり話が終わりますw
■本間千恵子の「赤ちゃんに会いたい!」まとめ
結果として、アツコとケンジは子供が出来てハッピーエンドで
終わったので良かったですね^^
不妊治療は女性だけではなく、男性の協力も必要不可欠ですから、
病院での採精する時など、なんとか説得して
精子の状態を確認してもらうのは有効です。
ただし、検査はしてもらっても体質改善は全て病院に任せっきりではなく
自分達でやれることはやるのがベストですね。
このブログでも、どうすれば妊娠しやすい体作りをしていけばいいかを
詳しくお話していきますので、楽しみにしていてください。
以上、吉田でした^^
- 作者: 本間千恵子,宮本まき子,鈴木国興
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